来日し取材に対応するルイス・ネリ=羽田空港(塩浦孝明撮影)

ボクシングの元世界王者で、世界スーパーバンタム級4団体王者の井上尚弥(大橋)に挑むルイス・ネリ(メキシコ)が21日、来日した。王座戦(5月6日・東京ドーム)へ向け、羽田空港で「井上を尊敬しているが、恐れてはいない。KOする」と語った。

ネリは2018年、山中慎介とのバンタム級世界戦の際に体重超過して王座を剝奪された。今回は事前計量をクリアしたといい「(体重は)問題ない。状態はパワフル」と順調な調整ぶりをうかがわせた。

29歳のサウスポーは36戦35勝(27KO)1敗。井上尚戦のあと、もう1試合を闘って引退する考えもあるという。「今年の末にはおそらく引退すると思う。5年後も同じことを言っているかもしれないけど」と笑顔で話した。

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