メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が快挙達成です。

劇的なサヨナラ満塁ホームランで、メジャー史上最速の「40-40」をついに達成しました。

髪の毛をさっぱりカットし、ビーチサンダルにハーフパンツとリラックスした装いで球場入りした大谷選手。

史上6人目の40本塁打、40盗塁の40-40達成にダブルリーチがかかり迎えたこの試合。

まずは第2打席、インコースに詰まりながらも俊足を飛ばして内野安打。
6試合連続ヒットをマークしました。

出塁すればすかさず走るのがランナー大谷選手、3試合連続の盗塁に成功し、イチローさんに続く、日本人2人目のシーズン40盗塁に到達しました。

記念のセカンドベースも回収され、40-40達成はとうとうホームラン1本を残すのみ。

そして、ドラマは同点で迎えた最終回に待っていました。

2アウト満塁、サヨナラのチャンスで大谷選手に打席が回ると、観客も総立ちでカメラを構え、その時を待ちました。

初球で40-40をメジャー初となるサヨナラグランドスラムで成し遂げた大谷選手。
劇的な結末にヘルメットを投げ、仲間が待つ歓喜の輪に向かいました。

40-40達成は日本選手初で、メジャー史上6人目。
出場126試合目の達成は、史上最速記録となりました。

スタジアムが興奮に包まれる中、試合後のインタビューではウォーターシャワーでチームメイトからの手荒い祝福を受けました。

大谷翔平選手:
(Q.“40本塁打40盗塁”を達成した気持ちは?)もちろんそれもうれしいですし、何より勝てた、最後に打てたことは、ドジャースに来てからの今のところ一番の思い出になっているかなと思います。

大記録達成以上にチームの勝利を喜んだ大谷選手ですが、「(チームメートが)お風呂から上がってそのままみんなお祝いしてくれました。勝てて打てて良かったなっていうのが、入った瞬間はそんな感じだったので、興奮っていうよりかはホッとした感じの方が強かったと思います。(Q. 劇的な場面でホームランが打てると感じてた?)そんな余裕はなかったですね、ハハハ。ここ数日は(打席での)見え方が良いので、自分自身の調子が(上がったことが)一番かなと思います」とその胸の内を語りました。

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