■プロ野球 オリックス 0-1 ロッテ(24日・京セラドーム大阪)

ロッテはオリックスに勝利し連敗を5でストップ。試合は0ー0で迎えた9回表、オリックスの2番手・古田島成龍(25)に対し2死満塁の好機から代打・角中勝也(37)が四球を選択し押し出しで待望の1点を奪った。投げては先発・西野勇士(33)が6回無失点、リリーフ陣も粘投を披露し無失点に抑えた。

前日の試合では0ー0で迎えた9回裏、益田直也(34)がマウンドに上がるも2死走者無しから杉本裕太郎(33)に右中間への本塁打を放たれサヨナラ負け。5連敗を喫した。

打線は1回表、オリックスの先発・宮城大弥(22)に対し先頭の荻野貴司(38)、2番・藤岡裕大(31)は投ゴロに打ち取られ2死。3番・藤原恭大(24)が右安打で出塁するも4番・ソト(35)は空振り三振に倒れ無得点に。

その裏、先発・西野の立ち上がりは先頭の来田涼斗(21)はセカンドを守る藤岡がファンブル、続く2番・渡部遼人(24)の遊ゴロはショートを守る友杉篤輝(23)のフィルダースチョイス。無死一、二塁とピンチを迎えた。しかし3番・太田椋(23)を右飛、4番・森友哉(29)を空振り三振。5番・杉本を三飛に打ち取り無失点で切り抜けた。

0ー0で均衡した試合は続き5回表、この回先頭の5番・佐藤都志也(26)がショートへの内野安打で出塁。6番・中村奨吾(32)が送りバントを決めるなど2死三塁のチャンスを作るも8番・田村龍弘(30)は三ゴロに倒れ先制できず。

西野は6回100球を投げ抜き3安打無失点に抑える力投を披露。終盤に入り7回表、先頭の4番・ソト、5番・佐藤が連打で出塁。二塁走者には代走・和田康士朗(25)が送られた。しかし6番・中村奨は送りバント失敗、後続も倒れ無得点に終わった。

7回裏は2番手・横山陸人(23)が三者凡退に抑える好リリーフ。8回裏は3番手・鈴木昭汰(25)がマウンドに上がると1死走者無しから4番・森に中二塁打を放たれ得点圏に走者を背負った。5番・杉本は申告敬遠、1死一、二塁から6番・西川龍馬(29)に右安打で続かれ満塁に。しかし7番・頓宮裕真(27)を遊ゴロ併殺打に打ち取り先制点を与えず。

8回まで宮城の前に無得点で抑えられていた打線。9回表はオリックスの2番手・古田島がマウンドに上がると先頭の3番・藤原が中安打で出塁。続く和田が送りバントを決めると5番・佐藤は申告敬遠。1死一、二塁となり6番・中村奨は空振り三振も7番・髙部瑛斗(26)が右安打で繋ぎ満塁となった。すると代打・角中は四球を選び押し出しで1点を奪った。

1点リードで9回裏は4番手・益田がマウンドに上がると満塁のピンチを招くもリードを守り切り試合終了。勝利したロッテはオリックスとのカードを1勝1敗で明日の3戦目を迎える。

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