■MLB カージナルス ー ドジャース(日本時間19日 ミズーリ州 セントルイス、ブッシュ・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)は敵地のカージナルスで「1番・DH」で出場し、5回の第3打席に、2試合連続となる39号本塁打を放った。前日18日にブレーブスのオズーナ(33)が36号スリーランを放ったが、再び突き放し3本差となった。これで2年連続の40号に王手。メジャー史上6人目となる「40本塁打&40盗塁」の達成が見えてきた。

カージナルスの先発はS.グレイ(34)、大谷がルーキーだった2018年に対戦し、1打数無安打1四球1打点。データの少ない投手相手に1回の第1打席は内角低めのスイーパーに空振り三振、3回の第2打席はサードフライ。

そして、5回の第3打席、甘く入ってきたボールをしっかりとアジャストして、大谷らしい衝撃音で打球はスタンドへ。打球飛距離120.7m、打球速度182.7キロ、角度22度とやや低い弾道での今季8度目となる2試合連続の39号ホームラン。2年連続40号に王手をかけた。

これで大谷は打点を87から88に伸ばし、トップのオズーナと5差の2位に。8月はここまで15試合で64打数11安打(打率.172)と低調ぎみだが、本塁打は7本目で7月の本数を上回った。

この日を含め今季残り38試合でさまざまな記録達成に期待が高まる。本塁打はシーズン50.9本ペースで、現在37個目の盗塁の大谷は、メジャー6人目の「40本塁打&40盗塁」の達成が現実味を帯びてきた。さらにその先には史上初となる「45-45」も視野に入ってくる。

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