第105回全国高校野球選手権大会の開会式=2023年8月、甲子園球場

日本高野連が19日に今夏の甲子園大会の一部で「2部制」の実施を決めた。現場は好意的に受け止め、東京・日大三高を率いて全国選手権を2度制した実績があるU―18(18歳以下)日本代表の小倉全由監督は「選手の体調を考えてのことで、一番暑い時間を避けるのはいいこと」と歓迎した。

地球温暖化の中でプレーする球児を思いやり「今は以前の暑さとちょっと違う。まだ大きな事故にはなっていないのかもしれないが、足をつっている選手が増えている印象で心配だった」と語った。

今春の選抜大会を制した群馬・高崎健康福祉大高崎高の青柳博文監督は「いろいろと考えてもらい、選手ファーストの取り組みはありがたい。まずトライすることが大事。どういう結果が出るかはそれからだと思う」と前向きに話した。

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