高校野球、夏の甲子園で堂々の入場行進を見せた興南高校。きょう(8日)の大一番に向け、気持ちが高まっています!現地から、片野キャスターのリポートです。

▽RBC NEWS Link 片野達朗キャスター(7日)
「開会式を終え、すぐにグラウンドに移った興南高校。大阪桐蔭との初戦に向けて、最後の調整を行っています」

片野達朗キャスター(元球児)

大阪入りから1週間。ここまで順調な調整を行ってきた選手たちは、7日も活気に満ちた様子で汗を流していました。今大会の最高齢監督となった我喜屋優監督もノックバットを持ち練習に参加。

選手に負けじと、元気な姿を見せます。

▽我喜屋優監督
「ちょっと(ノックの)飛距離が落ちたかな…選手が前に寄ってくるもん(笑)」

最高齢監督自ら外野ノック!



「(暑さへの)対策も必要だけど、暑さに慣れることもやっておかないと」


初戦でぶつかる大阪桐蔭は攻守において全国屈指のレベルの持つ強豪校。特に、球速150キロを超えるピッチャーを複数擁する強力な相手投手陣を想定し、バッティング練習では、投手をマウンドよりもかなり前に出し、目を慣れさせました。

マウンドより前から投げさせ速球をイメージした練習

一方、明日の先発が予想される、興南のエース、田崎颯士は、左打者の多い相手打線をイメージし、7日の練習でもバッターを立たせての投球練習で大一番に備えました。

▽興南・田崎颯士
「左バッターが大阪桐蔭は7人ほどいて多いので、今日は左の内(インコース)を意識して投げるようにしていました」「先制点を取られると相手に流れもいってしまうので、どんなにピンチでも0に抑えることを目標にしたいです」

興南のエース左腕 田崎颯士


▽我喜屋優監督
「注目される相手と試合をやることはこの上ない幸せを感じる」「相手も同じ高校生だよね、と雰囲気が変わってきているので、僕自身が楽しみです」

ともに全国制覇の経験を持つ1回戦屈指の好カード、興南対大阪桐蔭はこのあと朝8時にプレーボールです。沖縄からエールを送りましょう!(取材 片野達朗)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。