■パリオリンピック™ 男子200m予選 (日本時間6日、スタッド・ド・フランス) 

男子200mの予選が行われ、日本記録保持者の鵜澤飛羽(21、筑波大)が20秒33で組3着に入り準決勝進出を決めた。初出場の上山紘輝(25、住友電工)は組6着、4大会連続出場の飯塚翔太(33、ミズノ)は組5着となり、明日の敗者復活戦へ回ることになった。

予選6組に登場した日本記録保持者の鵜澤飛羽(21、筑波大)。今大会100m金メダルのN.ライルズ(27、アメリカ)、東京大会200m金メダルのA.ドグラス(29、カナダ)と同じ組に入った。

そんな強豪に臆することなく、低い姿勢でスタートを切った鵜澤。コーナーを曲がりスピードに乗ると、残り50mでトップのライルズに並び2位に躍り出る。しかし最後の所でドグラスにかわされ、3着でフィニッシュした。

レース後に「本当に決勝しか狙ってないんで」と口を開いた鵜澤。その言葉通り、見事な走りで準決勝進出を決めた。「次はどうあがいても、強い選手しかいないので、そういう選手たちをどう戦っていくか、自分の走りが貫けるかがすごく重要になってくる」と話し、「まずは決勝進出、そして末續さんの日本記録をしっかり越せるように頑張っていきます」と口許を引き締めた。

予選3組に登場した初出場の上山は、20秒84の6着、予選4組に登場した飯塚は、20秒67の5着でフィニッシュした。

*写真右が、鵜澤飛羽選手

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