■パリオリンピック™ バスケットボール男子 予選リーグB組 日本ーブラジル(現地時間2日、フランス・リール )

バスケットボール男子日本代表(世界ランキング26位)がブラジル代表(同12位)に84ー102で敗れた。日本は3戦全敗で予選リーグ敗退となった。1972年のミュンヘン大会以来、52年ぶりの勝利はならなかった。

ドイツ(同3位)とフランス(同9位)に敗れ2連敗中の日本。チームの大黒柱、 八村塁(26)が左腓腹筋を負傷しチーム離脱という、緊急事態の中迎えた予選リーグ最終戦。日本のスタメンは、司令塔の河村勇輝(23)、比江島慎(33)、渡邊雄太(29)、ジョシュ・ホーキンソン(29)、吉井裕鷹(26)の5人でブラジルに挑んだ。

第1Q、河村とホーキンソンの連係プレーで先制し、日本が7-5とリード。しかし、ブラジルにも3連続得点を許し逆転されると、流れはブラジルに。再び3ポイントを中心とした攻撃で連続得点を許す。日本も司令塔の河村を中心に反撃するが、20-31と相手にリードされて第1Qを終える。

第2Q序盤、日本は富樫勇樹(30)、馬場雄大(28)、渡邊が3ポイントを決め、34-36と2点差に詰め寄る。しかし相手にも3ポイントを次々と打ち返され、再び36-50とリードを広げられる。日本も馬場のダンクに渡邊の3ポイント、河村も自ら切れ込みシュートを決めブラジルに食らいつく。エース八村の不在を全員バスケで補完し、44-55と11点ビハインドで前半を終えた。

第3Qは互いに3ポイントの打ち合いとなった。ホーキンソンが3本決め、59-66と7点差に迫る。さらに河村がフリースローにレイアップに3ポイントと獅子奮迅の活躍で73-77と4点差まで詰め寄り最終第4Qに入った。

第4Q、日本はホーキンソンに馬場が気迫みなぎる3ポイントを見せれば、ホーキンソンは渾身のシュートブロック、渡邊もリバウンドを取ってシュートと全員バスケでブラジルに食らいつく。しかし終盤ブラジルに3ポイントを次々決められ万事休す。日本は敗れ、52年ぶりの勝利はならなかった。

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