■パリオリンピック™ 柔道男子100キロ級 準々決勝(1日、シャンドマルス・アリーナ )
柔道男子100キロ級のウルフ アロン(28、パーク24)が準々決勝でI.スラマニゼ(23、ジョージア)に敗退、連覇の夢は叶わず、敗者復活戦に回った。
最後まで代表争いがもつれた男子100キロ級、東京五輪金メダリストのウルフ アロンが代表の座をつかみ連覇に挑戦した。
1回戦の相手は世界ランク21位のA.ファラ(27、オーストリア)、ウルフは気合の入った表情で畳に上がった。開始16秒、いきなり大内刈で技ありを奪うと、1分16秒にも大内刈で技ありを奪い、順当に一本勝ちを収めた。
2回戦は世界ランク9位のJ.フォンセカ(31、ポルトガル)、開始から優位な組手を組むと積極的に技を出していった。試合終了直前、綺麗な内股を決めて一本勝ち、日本柔道初となるこの階級連覇に向け、完璧な勝利で準々決勝に進んだ。
準々決勝はI.スラマニゼ(23、ジョージア)、ここまで好調だったウルフだが先に技ありを奪われると、なかなか技がきまらず、優勢負け。大会連覇といかず、敗者復活戦に回った。
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