■パリオリンピック™ 卓球女子シングルス2回戦(現地時間31日、パリ南アリーナ)

早田ひな(24、日本生命、世界ランク5位)が女子シングルス2回戦でエジプトのD.メシュレフ(30、同26位)と対戦し、ゲームカウント4ー0のストレートで勝利。世界ランク26位の相手に前半は苦しむが、後半リズムをつかみベスト16入りを果たした。

試合は相手の安定したバックハンドの攻撃に苦しむ。第1ゲームから接戦となり、早田はデュースで3度のゲームポイントを凌ぎ何とか15-13で先取した。第2ゲームは再びデュースとなるも連取し、第3ゲームは先手の攻撃で得点を重ね11-3とリズムをつかんだ。第4ゲームは相手も粘り3-6とリードを許すが、逆転で見事ストレート勝利をつかんだ。

女子シングルスは第1シードの孫穎莎(世界ランク1位)と第2シードの陳夢(世界ランク4位)の中国勢に続き、第3シードで挑む早田。1回戦ではイタリアのD.ビバレッリに、ゲームカウント4ー0のストレート勝利を収めた。

今大会3種目に出場する早田。張本智和(21、智和企画)とともに戦った混合ダブルスの1回戦では、北朝鮮ペアにまさかの完敗。日本勢連覇の夢は叶わなかったが、「シングルスの試合にも繋がると思うので、練習してきたことを120%出せるように頑張りたい」と気持ちを切り替えていた。

女子シングルスは東京五輪では、伊藤美誠がシングルスで日本女子初となる銅メダルを獲得した。昨年の世界選手権シングルスで銅メダル、アジア大会では銀メダルを獲得した早田は、自身初の五輪で目標とする表彰台を目指す。

【卓球・女子シングルス2回戦】
早田ひなーD.メシュレフ
15-13/12-10/11-3/11-9

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