■第77回全国高等学校陸上競技対校選手権大会4日目(31日、福岡・博多の森陸上競技場)

陸上のインターハイ、男子800m決勝に落合晃(滋賀学園高3年)が出場し、1分44秒80の日本記録で連覇を果たした。1分44秒80は昨年の世界陸上ブダペストの銅メダル(1分44秒83)を上回る好タイムだった。

前日のレース後に「タイムも狙いつつ勝ち切れるレースがしたい」と話していた落合は、400mを過ぎて先頭へ。その後フェリックス・ムティアニ(山梨学院高)に前を許したが、最後の直線で再び先頭に出てレースを制した。落合は2014年の川元奨、2021年の源裕貴が記録した従来の日本記録、1分45秒75を0秒95上回った。

落合は6月の日本選手権でも優勝している。

2位には1分45秒10のフェリックス ムティアニ、3位には1分49秒27の渡辺敦紀(洛南高)が入った。

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