◆パリオリンピック・柔道男子81キロ級決勝(30日・シャンドマルス・アリーナ)

同級で2016年リオオリンピック銅、2021年東京オリンピック金の永瀬貴規(30)が、2大会連続の金メダルを獲得した。同階級でのオリンピック連覇は史上初。

永瀬は準々決勝で世界ランク1位のカス(ベルギー)を相手に延長2分49秒、大外刈りで技ありを奪って勝利。勢いに乗って臨んだ準決勝ではエスポジト(イタリア)を圧倒し、技あり2つの合わせ技一本で勝利を手にしていた。

決勝は世界選手権3連覇中のグリガラシビリ(ジョージア)との対戦。開始1分50秒に技ありを奪った永瀬は、2分48秒に谷落としで一本を奪って見事に勝利を収めた。

永瀬貴規:
ここまでやってきて間違いなかった。ずっと勝てない時期が続いてつらい時期で結果が出なかったけど、ここまでこれたのでたくさんの人に感謝したい。いろんな人に鍛えられて支えられて今がある。感謝感謝です。これからも柔道競技が続くので、応援よろしくお願いします。

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