■プロ野球 中日 5-11 ヤクルト(18日・バンテリンドーム)

ヤクルトは中日に乱打戦を制し勝利。連敗を2でストップさせた。ヤクルト打線は1回から猛攻を見せ、2死一塁から4番・村上宗隆(24)に第2号2ラン本塁打が飛び出し、先制。4番としては今季初の本塁打となった。さらに連打で走者一、三塁の場面を作ると7番・中村悠平(33)が適時打を放ち3点目を奪った。
2回には3番・オスナ(31)の第2号ソロ本塁打で4ー0に。しかし3回に6番・上林誠知(28)の適時打などで1点差に詰め寄られる。ヤクルトは4回、2死満塁から押し出し四球と7番・中村の適時打で2点を加えると6ー3と突き放し、5回にも1点を加え4点のリードを奪った。終盤の8回、ヤクルトの4番手・嘉弥真新也(34)が連打を浴び2失点。またも点差を縮められた打線は9回、2死満塁からオスナにこの試合2本目となる第3号本塁打が飛び出し、11ー5と再び突き放す展開に。先発した高橋奎二(26)は序盤に打ち込まれ5回3失点も中盤以降は救援陣が逃げ切り、今季初勝利を掴んだ。

1回、中日の先発・柳裕也(29)に対して先頭・塩見泰隆(30)は二ゴロ、2番・武岡龍世(22)は遊ゴロに倒れるも3番・オスナは左安打で出塁。2死一塁から迎えた4番・村上は柳のストレートをレフトスタンドに。第2号2ラン本塁打で2点を先制。さらに5番・サンタナ(31)が左安打、6番・青木宣親(42)は右安打と連続ヒットで一、三塁とした。7番・中村にもレフトへの適時打が飛び出し3点目を加えた。

その裏、先発・高橋は先頭の三好大倫(26)を遊直、2番・田中幹也(23)を二ゴロ。3番・カリステ(32)も二ゴロに打ち取り、三者凡退に抑えた。

続く2回、2死走者無しから3番・オスナにレフトへの第2号ソロ本塁打が飛び出し、序盤からリードを広げた。

3回裏、柳に中二塁打を放たれ、1番・三好は投ゴロで1死三塁とすると2番・田中の二ゴロの間に1点を返された。さらに3番・カリステは中安打、4番・中田翔(34)にも左安打を許し2死一、二塁に。続く5番・細川成也(25)に四球を与え満塁とすると6番・上林にライトへの適時打を放たれこの回3得点。1点差に詰め寄られた。

直後の4回、1死走者無しから2番・武岡が右安打、2死から4番・村上が二塁への内野安打で追加点の好機を作った。5番・サンタナは四球を選び満塁とし、6番・青木も四球を選び押し出しで1点を加えた。さらに7番・中村にこの試合2打点目となる適時打をレフトに運び、6ー3と再びリードを広げた。

5回には1番・塩見が四球を選び2死一塁から3番・オスナが3安打目をセンターへの適時二塁打に。7ー3とした。

しかし8回、ヤクルトの4番手・嘉弥真がマウンドに上がると7番・山本泰寛(30)に中安打をを許すと、続く途中出場の8番・村松開人(23)にも左安打を放たれ、無死一、二塁に。迎えた9番・宇佐見真吾(30)にライトへの適時打を浴び、7ー4。さらに1番・三好の併殺打の間に1点を奪われ2点差に詰め寄られた。

9回、中日の4番手・祖父江大輔(36)に対し、2死から途中出場の9番・丸山和郁(24)が中安打で出塁。1番・塩見も中安打で繋ぐと、2番・武岡は四球を選び、満塁に。3番・オスナは祖父江の投じた2球目のストレートを左中間スタンドに打ち込み一挙4得点を加えた。
最終回に6点差と突き放したヤクルトはそのまま点差を守り逃げ切った。

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