■パリオリンピック™ バスケットボール男子 予選リーグ 日本ードイツ(日本時間27日、ピエール・モロワ競技場)

バスケットボール男子日本代表(世界ランキング26位)が昨年W杯覇者のドイツ代表(同3位)に77ー97で敗れた。初戦を落とした日本は、31日に開催国のフランス(同9位)と対戦する。

日本のスタメンは、主将の富樫勇樹(30)、渡邊雄太(29)、ジョシュ・ホーキンソン(29)、八村塁(26)、吉井裕鷹(26)の5人。

48年ぶりに自力での五輪出場をつかんだ“最強メンバー”が、ベスト8入りを目指すAKATSUKI JAPAN。第1Q、高さに勝るドイツにシュートを許しリードされるが、渡邊の3ポイントや主将、富樫の3ポイントなどで2点差に食らいつく。それでもNBAで活躍するモリッツ・ワグナー(27)にシュートを決められ21-28と7点ビハインドで終える。

第2Qは、八村が右手一本でダンクを決め雄叫び。河村も相手の股下を通すパスを見せ、ホーキンソンにボールが渡りシュートを決め会場を沸かせる。日本はスピードに乗ったパス回しが冴え4連続ポイントなどで迫るが、ドイツにも3ポイントを決められ、44-52と8点差で前半を終えた。

第3Q、渡邊がこの日4本目となる3ポイントを決めると、八村も3ポイントを連続で成功させるなど、両エースがチームに勢いをつける。しかし、ドイツの緩急をつけた攻撃の前に3連続得点を許すなど、なかなか点差を詰められず、61-74と13点差で最終第4Qに突入する。

第4Q、河村の遠めからの3ポイント“ディープ3”や吉井の3ポイントなどで意地を見せる日本。しかし、昨夏のW杯王者、ドイツは素早いパス回しからのドライブや3ポイントなどを次々と成功させ、日本は徐々に点差を広げられてしまう。最後に地力の差を見せつけられた日本はドイツに敗れた。

東京五輪ではスペインに77ー88、スロベニアに81ー116、アルゼンチンに77ー97と予選リーグ3戦全敗、全体で11位という結果に終わった。19日には強化試合でドイツと対戦し、83-104と21点差をつけられての大敗を喫した。この試合でのチーム最多得点は八村の19得点だった。

【男子日本代表 日程】※日本時間
7月27日 日本 77-97 ドイツ(3位)
7月31日 日本vsフランス(9位)
8月2日  日本vsブラジル(12位)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。