■プロ野球 DeNA 1-2 巨人(27日・横浜スタジアム)
DeNAは巨人に2戦連続で敗戦を喫し4連敗となった。試合は先発・山﨑康晃(31)が2回表、8番・泉口友汰(25)に適時打を浴び先制を許した。さらに5回表には2番手・森唯人(32)が4番・岡本和真(28)に適時二塁打を放たれ2点目を与えた。2点を追う打線は5回裏、7番・フォード(32)に来日初安打となる第1号ソロ本塁打が飛び出し1点を返すも反撃及ばず。
前日の試合では2ー2の同点で迎えた8回表、走者を背負うと2番手で登板した中川虎大(24)が7番・岸田行倫(27)、8番・泉口友汰(25)に連打を浴び勝ち越しを許した。打線は満塁の好機を作るも1本出ず。カード初戦は黒星となった。この試合、先発を任された山﨑は531登板目でプロ初の先発マウンドとなった。
その山﨑の立ち上がりは1回、先頭の丸佳浩(35)を遊ゴロ、2番・吉川尚輝(29)を一ゴロに。2死を奪うも3番・ヘルナンデス(29)に死球。さらに山﨑の暴投の間に二塁へ進塁を許した。しかし走者を背負うも4番・岡本を中飛に打ち取り得点を与えず。
打線はその裏、巨人の先発・井上温大(23)に対し先頭の梶原昂希(24)が空振り三振に倒れるも2番・桑原将志(31)が右安打で出塁。3番・佐野恵太(29)の打席で井上が暴投。その間に桑原が一気に三塁へ。しかし佐野は一ゴロ、続く4番・牧秀悟(26)は空振り三振を喫し得点ならず。
山﨑は2回のマウンドに上がると1死から6番・モンテス(27)に左二塁打を放たれ出塁を許した。7番・岸田行倫(27)の二ゴロの間に走者を三塁に進めると迎えた8番・泉口にライトへの適時打を浴び先制点を与えた。
3回表、2番手・森唯がマウンドに上がると走者を出すも無失点に抑えた。その裏、1死走者無しから9番・森唯がプロ初安打となるショートへの内野安打を放ち出塁。続く1番・梶原も左安打を放つとチャンスを広げた。しかし2番・桑原は遊ゴロに倒れ2死一、三塁。3番・佐野は二ゴロ。この回も得点の本塁を踏むことができず。
中盤に入り4回表、森唯の2イニング目は1死から6番・モンテスにショートへの内野安打を放たれ出塁。その後、2死一、二塁となるもこの回も無失点に抑えた。
しかし5回表、1死走者無しから2番・吉川にピッチャーへの内野安打で出塁を許すと盗塁を決められ2死二塁に。迎えた4番・岡本の打球はセンターへの適時二塁打を放たれ2点目を失った。
2点を追いかける打線は5回裏、この回の先頭、7番・フォードにライトスタンドへのソロ本塁打が飛び出し1点を返した。
6回表から3番手・ウィック(31)が登板すると2イニングを無失点に抑えた。そして7回裏、巨人の2番手・高梨雄平(32)に対し7番・フォードが右安打を放ち出塁すると代走に森敬斗(22)が送られた。続く8番・大和は送りバントを決め得点圏に走者を進めるも代打・松尾汐恩(20)は遊ゴロ。1番・梶原の打席で高梨が暴投、その間に森敬は三塁に進み2死三塁に。しかし梶原は空振り三振に。一打同点の好機も活かすことができなかった。
8回表は4番手・京山将弥(26)、9回表は5番手・森原康平(32)が走者を背負うも無失点に凌いだ。しかし打線は9回裏、巨人の4番手・大勢(25)に対し先頭の5番・宮﨑がファースト・岡本の後逸により出塁するも後続が倒れ追いつくことができず。カード2戦目で負け越しとなった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。