夏の高校野球県大会は27日、決勝が行われ、第1シードの鶴岡東が11対1で山形城北に勝ち、2年ぶり8回目の甲子園出場を決めた。
先制したのは鶴岡東、初回。ヒット2本でノーアウト2塁1塁とし、3番・日下が送りバント。サードへの送球が逸れてランナー1人が帰る。なおも1アウト3塁1塁の場面で、5番・小林がレフト前に運び、鶴岡東はこの回2点を先制。その裏、対する初優勝を目指す第2シードの山形城北は、ヒットと盗塁などでノーアウト3塁1塁のチャンス。ここで3番・玉虫がライトへの犠牲フライ、1点を返す。序盤は接戦だったが、堅い守備でリズムを作ったのは鶴岡東。2点リードの5回、2本のヒットでノーアウト3塁1塁とすると7番・酒井がレフト前へのタイムリー。さらに9番・ピッチャーの杉浦にもタイムリーが出るなど、鶴岡東はこの回4点を挙げ山形城北を突き放した。投げても鶴岡東の先発・2年生の杉浦が9回途中まで散発5安打に抑える見事なピッチング。最後は3年生の佐藤彪人が締め、鶴岡東が11対1で勝利。2年ぶり8回目の甲子園出場を決めた。全国大会は来月7日に開幕します。
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