■MLB アストロズ 5ー0 ドジャース(日本時間27日、テキサス州ヒューストン、ミニッツメイド・パーク)
ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのアストロズ戦で「1番・DH」で出場し、3打数2安打1四球1盗塁で打率は.312から.315に上昇、2試合連続で今季39度目のマルチ、25個目の盗塁を成功させた。
前日26日には日米通算250号のメモリアルアーチを放った大谷、テキサスに移動してのアストロズ戦、先発は通算成績34打数4安打12三振、打率は.118と大谷の天敵とも言われている左腕のF.バルデス(30)。
1回の第1打席、1球目のシンカーを積極的に打っていきセンター前へ。さらに判断よく2塁を狙い、好走塁で今季28本目のツーベースを放った。
3回の第2打席、外角中心の攻めでカウント2-2と追い込まれたが、5球目、外角のスライダーを逆らわずコンパクトに逆方向へ。打球はライナーで左中間を襲ったが、アストロズのレフト・J.ロペルフィド(25)がダイビングキャッチ、好プレーでヒットとはならなかった。
0対4と4点を追う6回、1死一塁で迎えた第3打席、バルデスも絶妙なコントロールでストライクゾーンギリギリをついてきたが、大谷もしっかりゾーンを見極めて、ボール球には手を出さず四球で出塁、1死一、二塁とチャンスを広げた。続く2番・W.スミス(29)も四球で続き1死満塁で3番・T.ヘルナンデス(31)。しかし、空振り三振、4番・A.パヘス(23)もライトフライに倒れて得点が奪えなかった。
さらにドジャースは7回も無死一、三の場面を作ったが7番・G.ビジオ(29)、8番・N.アーメド(34)が2者連続三振、2死から9番・G.ラックス(26)がショートへ内野安打、しかし、1塁走者のK.ヘルナンデス(32)が2塁を回ったところで足を滑らせてタッチアウト。さらに3塁走者がホームを踏む前にK.ヘルナンデスがアウトになり、得点も認められず、大谷の打席の前で手痛いミスをしてしまった。
それでも、8回、先頭打者で迎えた8回、アストロズ3人目R.プレスリー(35)と対戦。2球目のストレートをコンパクトにセンター前へ。2試合連続となる39度目のマルチヒットで出塁した。さらに2死から4番・パヘスの打席で今季25個目の盗塁に成功させた。
大谷は3打数2安打1四球1盗塁で打率は.312から.315に上昇、2試合連続39度目のマルチ、25個目の盗塁を成功させた。
首位打者争いをしている2位、パドレスのL.アラエズ(27)は5打数1安打で打率は.310と大谷は5厘差をつけた。そして、ホームラン王争いをしているブレーブスのオズーナ(33)はメッツ戦で29号を放ち、大谷との差は2本となった。
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