プロバスケットボールB1秋田ノーザンハピネッツが22日、新チームで練習をスタートさせた。目標はプレーオフ・チャンピオンシップ進出だ。
はじめに行われたチームのミーティングでは、今季も指揮を執る前田顕蔵ヘッドコーチが、「このメンバーで思いっきりつくっていきたい。速くペイントアタックしたい、オフェンスのところで。毎日の積み重ねがゴールに近づいていくと思ってチャレンジしていきましょう」と目指すバスケットを伝えた。
今季も激しいディフェンスからの速攻をベースに戦い、シーズン38勝を目指す。キャプテンは、チーム最年長の田口成浩選手が務める。
今季のハピネッツのメンバーは12人で、このうち新戦力は5人。練習で気を吐いていたのが、B1の大阪から移籍してきた新加入のパワーフォワード・土屋アリスター時生。201センチの高身長ながら運動能力の高さに定評があり、スピードを生かした激しいディフェンスでチームに流れを持ってくる。
秋田ノーザンハピネッツ・土屋アリスター時生選手:
「秋田は自分も対戦していて、前からディフェンスで当たってくる印象が強い。自分も前から当たっていくディフェンスは得意で、好きな部分でもあるので継続していき、ディフェンスからの速攻で一番前を走るのは自分ができることなので、そこで貢献できれば」
また、B2の奈良から移籍してきた新加入のポイントガード・シューティングガードの栗原翼は、フィジカルが強く簡単に当たり負けしないのが特徴で、ハンドリングの技術で得点にも絡む。
秋田ノーザンハピネッツ・栗原翼選手:
「秋田ノーザンハピネッツのバスケは非常に速い展開で、ハードなディフェンスからの速攻が去年見ていて印象に残った。その中で自分を生かせるとしたら、速い展開でボールを運んでいって、キックアウト(中から外へのパス)だったり、自分で得点したりするのが仕事だと思う」
チームには8月中旬に外国人選手が合流する予定で、まずは9月のカップ戦・東北カップに向けて調整し、10月のシーズン開幕に向かう。
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