パリオリンピック™に出場する競泳日本代表が19日(日本時間)、フランス・アミアンで公開練習を行った。

3大会連続の五輪出場となる池江璃花子(24、横浜ゴム)は、今大会、100mバタフライに出場。白血病から復帰後、かねて目標に掲げてきたパリ五輪で、2大会ぶりに個人種目代表の座をつかんでいる。

3月の代表選考会後は拠点とするオーストラリアに戻り、トップレベルの選手とともに練習を積んできた池江。「満足できるようなトレーニングができた」と自信を覗かせる一方で、目標とする決勝進出については「世界のレベルが上がっている状況を考えると不安な気持ちもある」と正直な思いを吐露する。

「退院したときからパリを目標にやってきて、ここまで簡単じゃない道のりではあったんですけど、今は堂々と世界と闘う準備ができている」と池江。「個人で、100mのバタフライでずっと戻ってきたいと言っていた言葉を、今回現実に出来るチャンスだと思うので現実に出来たら」と、意気込んだ。

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