■大相撲名古屋場所・6日目(19日、名古屋・ドルフィンズアリーナ)
横綱・照ノ富士(32、伊勢ヶ濱)が結びの一番で1敗の翔猿(32、追手風)を押し出しで下し、無傷の6連勝で単独トップをキープ。
さらに照ノ富士を1敗で追っていた若隆景、欧勝馬、玉鷲、湘南乃海、翔猿の5人がこの日相次いで敗れたことにより、1敗力士が消滅。照ノ富士が「2差」で独走態勢に。
休場明けの照ノ富士は初日に新小結・平戸海を下すと、序盤戦は昨年5月場所以来となる初日から5連勝。この日は立ち合いから相手をよく見ながら突き押しで土俵際に追い込み6連勝。自身通算10度目の優勝へ前進した。
大関陣の3人は、豊昇龍(25、立浪)が取り直しを経て宇良を下すと、琴櫻(26、佐渡ケ嶽)は豪ノ山を逆転の突き落としで勝利し、ともに2敗を守った。カド番・貴景勝(27、常盤山)は若元春との熱戦に敗れ2勝4敗と苦しい展開に。
先場所優勝で新関脇の大の里(24、二所ノ関)は落ち着いた相撲で明生を寄り切り、3勝3敗と星を五分に戻した。
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