パリオリンピック™の卓球日本代表が18日、事前合宿地に向かうため羽田空港を出発した。
卓球競技は東京2020に続き、男子・女子シングルス、男子・女子団体、混合ダブルス(張本&早田ペア)の5種目。日本は全種目でメダルが期待される。
女子シングルス、団体、混合ダブルスの3種目に出場するエース早田ひな(24、日本生命)は出発セレモニーで「私を含めて4人の選手が初出場になります。緊張だったり不安もあったりすると思うんですけど、自分が出来ることを最大限発揮して、選手6人、監督、日本チームのスタッフの皆さんの力を借りて、チーム一丸となって頑張ります」と力強く宣言。
続けて「日本とフランスは7時間の時差があると思うんですけど、ご都合のあう方は日本からいっぱい応援してくださるとありがたいなと思います。行ってきます」と挨拶した。
団体戦はシングルスにも出場する平野美宇(24、木下グループ)と、チーム最年少の張本美和(16、木下グループ)と頂点に挑む。
厳しい選考レースを経て代表の座を手にした3人。平野は2度目の五輪もシングルスは初出場。「今回は自分で最後勝ち取ったっていう自信もあるので、その成長したっていうふうにしっかり自信を持って今回パリに臨みたい」と抱負を語った。
16歳で出場する張本は「緊張もしていますし、事前合宿などでより身が引き締まった」と現在の心境を話し、「私からすると、中国選手じゃなくても本当にどの選手と当たっても、もう全員向かっていかなければいけない。本当に強いことには変わりないので、はい、まずはしっかり頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。
東京五輪の女子シングルスでは、伊藤美誠が日本女子初となる銅メダルを獲得し、女子団体は銀メダル。東京五輪から正式種目となった混合ダブルスは、水谷隼/伊藤美誠ペアが金メダルを獲得し、初代王者となった。
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