夏の甲子園宮崎大会は6日目、11日は最後の夏、スタンドで選手たちと一緒に戦う家族に注目します。

(延岡商業・藤縄千草さん)
「3年間練習を積み重ねてけがもあり2カ月間苦しい思いをした息子に全力でプレーをして最後を飾ってほしいと思います」

(宮崎北・北川幸子さん)
「今まで頑張ってきた野球を全員野球で頑張りたいと思います。陽向頑張れ!北高頑張れ!優勝目指せ!」

試合は好投手・塚を擁する宮崎北と、堅い守りが持ち味の延岡商業の対戦。宮崎北は3回フォアボールとヒットで2アウト満塁のチャンス、しかしここは延岡商業のエース藤縄が渾身のストレート!三振に打ち取ります。

すると延岡商業は、4回ヒットとバントで2アウト3塁とし、4番・寺町。
宮崎北のエース塚からショートへの内野安打、1点を先制します。

そのウラ、宮崎北はヒットとフォアボールで2アウト2塁1塁のチャンス!
ここでバッターは4番・北川、右中間を破るタイムリー2ベースで2対1と逆転します。

6回にも宮崎北はヒットとフォアボールなどで2アウト満塁とすると、6番・永田が2点タイムリー、4対1とリードを広げます。

粘る延岡商業は7回1アウトから5番松田が2ベースヒットで出塁、しかし、後続が倒れ無得点。試合は宮崎北が延岡商業を4対1で破り、3回戦進出です。

(宮崎北・北川陽向選手)
「結果がちゃんと出てよかったです。仕事を休んでまで来てくれているので絶対活躍したいという気持ちがありました」

(母 北川幸子さん)
「絶対打ってくれると信じて応援していました。きょうはおいしいものを食べさせてあげます」

(藤縄煌大投手)
「自分なりに最後まで投げられたので良かったです。煌と大きな声が聞こえてその声で頑張れました」

(母 藤縄千草さん)
「ドキドキしましたが精一杯頑張ったと思います」

その他の試合結果
宮崎北 4‐1 延岡商業
富島 10‐0 小林(5回コールド)

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