日本バスケットボール協会は10日、都内で会見を行いパリ五輪に挑む八村塁(26)、渡邊雄太(29)ら男子日本代表12人が顔を揃えた。

前回、東京五輪では女子を銀メダルに導いたトム・ホーバスヘッドコーチ(57)は「本当に長い間いろいろ考えてきました。目標はベスト8。毎日ファイトします」と指揮官として意気込みを語った。

また、先月下旬に代表に合流も韓国との強化試合には出場せず、コート外から試合を見守ったNBAレイカーズの八村。東京に続く五輪について「富樫くんとか雄太さんとか雄大さんと、(東京五輪が)終わった後、やっぱりもう1回オリンピックに行こう」と話していたことを明かし、「僕もみんなでまたプレーすることができることをすごい楽しみにしてる」と五輪が待ち遠しいようだ。

そして「今までは僕が一番年下だったと思うので、やっと僕も何か上の方になったということで、そういう年齢としてチームとして引っ張っていけたらいいなと思います」とリーダーシップ発揮に意欲を見せた。

また左足の肉離れで強化試合を外れた渡邊雄は「MRIをさっき撮ってきて順調に回復してるんで、オリンピックは問題なく出るだろう」と順調に回復していると説明。さらに“歴代最強メンバー”と言われることに「現状僕たちこのメンバーこの10年ではまだ何も結果を残していないので、しっかり結果を残した上で、終わった後にそういうふうに自分たちで呼べるようなチームを作っていけたらなというふうに思ってます」と話した。

富樫勇樹キャプテンは(30)は「本当にこのオリンピックという舞台は、特別で誰もが立てるところではないと思っているので、しっかり責任を持って戦っていきたい」と2度目の五輪に気合が入る。


【バスケットボール 男子日本代表候補12人】

■ポイントガード(PG)
富樫勇樹(30、千葉ジェッツ)
河村勇輝(23、横浜ビー・コルセアーズ)
テーブス海(25、アルバルク東京)

■シューティングガード(SG)
比江島慎(33、宇都宮ブレックス)
富永啓生(23)

■スモールフォワード(SF)
ジェイコブス晶(20、ハワイ大)
渡邊雄太(29)
馬場雄大(28)
吉井裕鷹(26、三遠ネオフェニックス)

■パワーフォワード(PF)/センター(C)
八村塁(26、ロサンゼルス・レイカーズ/PF)
ジョシュ・ホーキンソン(29、サンロッカーズ渋谷/C・PF)
渡邉飛勇(25、信州ブレイブウォリアーズ/C)


【男子日本代表 予選日程】※現地時間
7月27日 vsドイツ(3位)
7月30日 vsフランス(9位)
8月2日 vsブラジル(12位)
決勝トーナメントに進出すれば
8月6日 準々決勝
8月8日 準決勝
8月10日 決勝、3位決定戦

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