宮崎県延岡市出身でパリオリンピックバレーボール男子日本代表の甲斐優斗選手が、先週久しぶりに母校・日南振徳高校でプレーし、パリに向け気持ちを高めていました。

7月3日、日本が銀メダルを獲得したネーションズリーグから帰国した甲斐選手は、所属する専修大学バレー部の練習に参加していました。

(甲斐優斗選手)
「アウトサイドヒッターは本当に代表争いが激しいポジションだったので、ホッとしたというか選ばれて良かったなと思います。(日本代表は)史上最強と周囲から言われるようになっているので、自分もその一員として戦えて誇りに思いますし、今までバレーボールを続けてきて良かったと思います。」

そして先週金曜日、宮崎に帰ってきた甲斐選手。慌ただしいスケジュールの中向かったのは…母校・日南振徳高校。後輩たちを相手に汗を流しました。

後輩相手にサーブ、スパイク!憧れの先輩のボールを受けた後輩は…
(日南振徳高校バレー部 田中龍司主将)
「見えないです…球が 残像しか見えない!速すぎて別次元すぎて…」

(甲斐優斗選手)
「こんな体育館でやっていたんだなと…懐かしいです。こうやって練習に参加している分、またテレビの向こうで自分が良いプレーを見せないといけないので、自分へのプレッシャーにもなります。すごくWin‐Winな関係なのかなと思います。」

久しぶりに母校で練習し、パリに向けてさらにモチベーションがあがった甲斐選手。9日から日本代表の国内合宿に参加、その後ポーランドで事前合宿を行い パリに入ります。

チーム最年少の20歳、将来が期待される甲斐選手にとって最初の夢舞台が始まります。
(甲斐優斗選手)
「サーブで出る機会が多いと思うので、そのイメージはできています。オリンピックでサービスエースというのをひとつ目標にしたいです。自分が試合で楽しんでいる姿を見てもらえれば良いのかなと思います。パリオリンピックではメダル獲得という目標に向かって全力で頑張ります。応援よろしくお願いします。」

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