夏の高校野球宮城大会９日は１回戦６試合が行われ、仙台市民球場では宮城初の５校連合が夏の勝利を目指して戦いました。
県内初の５校連合となる涌谷、宮城水産、石巻北、迫桜、岩ヶ崎。試合前には岩ヶ崎、唯一の野球部員千葉結奈さんがユニフォーム姿でノッカーを務めました。
岩ヶ崎高校 千葉結奈さん
「感謝の気持ちとこれからの試合頑張ってという気持ちで一球ずつ打ちました」
試合は５校連合が４点を追う２回。先頭の宮城水産・櫻井がデッドボールで出塁に成功！
その後、ランナー２塁から迫桜の５番・三浦が送りバントを決め、２アウト３塁。反撃のチャンスを作りますが…
３塁ランナーが飛び出しタッチアウト。チャンスを生かすことができません。
それでも３回には２アウトから石巻北の２年生・佐々木がチーム初ヒット！
出塁に成功すると、打席には迫桜の１番・佐藤。三塁線へ運ぶ技ありのヒット！
相手のミスも絡み３塁２塁とチャンスを広げます。しかし、つづく石巻北・薄井がセカンドゴロに倒れ得点することができず…。
５校連合の夏は１回戦で幕を閉じました。
涌谷・阿部玲央斗選手
「ピッチャーにはナイスピッチングと言いたい。１・２年生には守ってくれてありがとうと言いたいです」
岩ヶ崎・千葉結奈さん
「みんなと頑張ってきたことはこれから自分の支えとかつらい時に思い出せると思うので、感謝です。ありがとうって伝えたいです」
また、南三陸対泉松陵の一戦では今大会初のタイブレークが行われました。
南三陸は４対４の延長１０回ウラ、２アウト２塁１塁から８番・及川が試合を決めるサヨナラタイムリー！
南三陸は去年、志津川から校名が代わって以来初めての夏、一勝をつかみました。
その他の試合結果です。９日は加美農業対大崎中央の試合が中止に。仙台工業・東陵などが２回戦に進んでいます。
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