6月7日にノーヒットノーランを達成した広島カープの 大瀬良大地 投手が、6月の月間MVPに輝きました。2年ぶり3度目の受賞です。

広島カープ 大瀬良大地 投手
「たくさん、いい成績を残した投手がたくさんいる中で選んでいただいて、たいへん光栄に思っています」

開幕から好投を続ける大瀬良ですが、6月は4試合に投げ、2勝0敗。自責点ゼロと圧巻の投球内容でした。

(6月成績)4試合 2勝 0敗 防御率0.00

大瀬良大地 投手
「点を取られなかったという数字は投手としては誇っていいんじゃないかなと思いますし、コントロールの部分で自分の中で苦労することが少なくなってきたかなというふうに感じるような月だったと思います」

さまざまな球種を駆使しながらバランスよくアウトを取る。その象徴が6月7日、ロッテ戦のノーヒットノーランです。2奪三振ながら、ゴロやフライでアウトを積み重ねました。

大瀬良大地 投手
「そうですね。アツさん(會澤翼 選手)とうまく話をしながら相手の的を絞らせないようにできたと思いますし、あとはまあ、あの試合は三振は2つで、本当に野手のみんなにも守ってもらっての記録なので、チームみんなで達成できた記録ということで、そこもすごくうれしく思います」

野手に感謝を惜しまない11年目の大瀬良ですが、仲間たちとともに、この夏がシーズンの正念場だと感じています。

大瀬良大地 投手
「どの試合も大切ですけど、夏場になってくると順位みたいなものもちらほら目に入ったりもしますし、そういったところで、これまでと変わらないマインドで投げていきたいと思いますし、やっぱり(例年)夏場にうまく勝てなかったり、いいピッチングができないというふうな部分もちょっとあるので、個人的には。そこもなんとか打破して最後までチームに貢献できるようにがんばりたいと思います」

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