目指せ甲子園!球児の熱い夏が始まった。第106回全国高校野球選手権長野大会が7月6日に開幕。松本市で行われた開会式では、プロ野球・楽天で活躍した松代高校出身の聖沢諒さんを先導役に5つの連合チームを含む73チームが力強く入場行進をした。県内4球場で試合が行われ決勝は7月27日の予定だ。

【Aブロック】
春の県大会を制し、北信越大会で選抜ベスト4の星稜(石川)を破り準優勝した都市大塩尻が総合力でリードする。春の県大会に出場した丸子修学館も上位を狙う。

【Bブロック】 
春の県大会ベスト8の松本第一が優位。初戦で伝統校の長野商の挑戦を受ける。飯田や篠ノ井などの公立勢も勢いに乗って勝ち上がっていきたい。

【Cブロック】
春は激戦の東信予選を制し、県大会ベスト8の佐久長聖が一歩リード、2年ぶりの甲子園出場を目指す。公立勢がどこまで食い下がれるか。

【Dブロック】
中心は春の県大会ベスト4の長野俊英、ここ数年、力をつけてきている。対抗は昨夏4強のウェルネス。公立勢も実力のあるチームがひしめく。

【Eブロック】
春の県大会3位の長野日大が総合力で上回る。他のチームは全て公立勢。どこまで食い下がれるか、序盤からリードを奪うなど慌てさせ、勝利をもぎとりたい。

【Fブロック】
春の県大会ベスト8の東海大諏訪が優位。追いかけるのは春の北信予選3位で県大会に出場した飯山。勢いに乗れば楽しみな存在だ。

【Gブロック】
実力のある公立勢が集まったブロック。中心は春の県大会で強豪・松商学園を破り、ベスト8の小諸商。初戦の相手は好投手を擁する諏訪清陵で楽しみな一戦だ。松本深志も安定した力があり、上位を狙える。

【Hブロック】
春の県大会準優勝で昨夏を制した上田西は初戦で強豪の松本国際と対戦する。昨夏準優勝の松商学園もこのブロックに入り激戦区に。厳しい戦いが予想される。

※北信連合 須坂東・坂城・長野高専
  東信連合 蓼科・軽井沢・小海
  中信連合 明科・豊科・穂高商・池田工 

会場はセキスイハイム松本スタジアム、長野オリンピックスタジアム、県営上田野球場、しんきん諏訪湖スタジアムの4球場。予定通り日程が消化すれば、決勝戦は7月27日。夢の甲子園への切符を手にするのはどのチームか。熱戦が期待される。

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