■プロ野球 DeNA 3-5 ヤクルト(3日・横浜スタジアム)

DeNAはヤクルトに逆転負け。試合は1回、4番・牧秀悟(26)の第11号3ラン本塁打で先制に成功。しかし2回、3回と点差を縮められ3ー2、さらに7回表には救援陣が粘り切れず同点に。迎えた9回表、サンタナ(31)の2点適時二塁打で勝ち越しを許した。打線は中盤以降振るわず敗戦となった。

前日の試合では2回裏に度会隆輝(21)の適時二塁打で2点を先制すると、4回裏にはオースティン(32)や佐野恵太(29)にも適時打が飛び出し、試合の主導権を握った。投げては先発・石田裕太郎(22)が5回2失点でプロ入りから3連勝目を飾った。この試合の先発・濵口遥大(29)は前回登板となった6月25日、巨人戦(ハードオフ新潟)では6回1失点の力投も勝つことができず。この日は今季6度目の登板となった。

濵口の立ち上がりは先頭の山田哲人(31)を三ゴロ。2番・西川遥輝(32)に中安打を放たれると3番・宮本丈(29)の投ゴロ間に走者を進め2死二塁となった。続く4番・村上宗隆(24)に四球を与えると走者一、二塁に。ピンチで迎えた5番・サンタナの打球を
セカンドを守る牧が好捕で救い、無失点に抑えた。

打線はその裏、ヤクルトの先発・山野太一(25)に対し先頭の桑原将志(30)がライトへの二塁打で出塁すると2番・度会は死球を受け、無死一、二塁に。3番・オースティンは三直も迎えた4番・牧が山野の投じた4球目を振り抜きレフトスタンドへ。3ラン本塁打で先制に成功した。

3点の援護をもらった濵口は2回表、この回の先頭、6番・長岡秀樹(22)に中安打を放たれると盗塁も決められ得点圏に走者を背負った。7番・オスナ(31)を左飛に打ち取るも8番・松本直樹(30)に13球粘られた後、左安打を浴び1死一、三塁に。続く9番・山野にセーフティスクイズを決められ1点を返された。

3回表には1死から4番・村上に中安打、5番・サンタナに左二塁打を放たれ走者二、三塁とピンチを背負うと6番・長岡の二ゴロの間に2点目を与え3ー2に。

濵口は4回101球を投げ5安打2失点で降板。5回表は2番手・ディアス(25)がマウンドに上がり4番・村上から始まる打線を無失点に抑えた。

6回表は3番手・京山将弥(25)が登板し無失点に。終盤に入った7回表も京山が2イニング目のマウンドに上がるも先頭の1番・山田に四球を与え出塁を許すと2番・西川に送りバントを決められ1死二塁に。得点圏に走者を背負ったところで京山はマウンドを降り、4番手・坂本裕哉(26)がマウンドに。坂本は3番・宮本から空振り三振を奪うも4番・村上にセンターへの適時打を浴び同点に追いつかれた。

8回表は5番手・ウィック(31)がマウンドに上がり無失点に。9回表は6番手・森原康平(32)が2死一、二塁と走者を背負うと5番・サンタナにライトへの適時二塁打を浴び勝ち越しを許した。

そのまま2点を追いかける9回裏はヤクルトの3番手・木澤尚文(26)に対し、2番・度会から始まる打線も無得点に倒れ試合終了。ヤクルトとのカードを1勝1敗とした。

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