明治安田J1リーグで5位につけているサンフレッチェ広島です。過密日程の6月最後の試合は、アウェーでの川崎フロンターレ戦でした。満田誠 の執念のゴールで勝点1を持ち帰りました。
中2日で乗り込んだのは、直近5年で4敗1分。“鬼門” とも言える川崎の等々力競技場。サンフレッチェは、前半5分、持ち味である前線からのプレスで 大橋祐紀 がボールを奪い、ゴールの至近距離でドウグラス・ヴィエイラ。決定的なチャンスでしたが、相手のスライディングで防がれ、先制とはなりません。
逆に23分。15位の川崎にミドルシュートを打たれるとコースが変わり、大迫敬介 は触るのが精一杯。こぼれ球を押し込まれ、2試合続けて、追いかける展開となります。
後半3分、左サイドからトップ下にポジションを変えた満田が魅せます。角度のない右サイドからダイレクトクロス。惜しくも 加藤陸次樹 のシュートは枠の外でしたが、ポジションを左サイドに戻した満田は、試合終了間際の43分、エゼキエウからヒールパスを受けると右足を振り抜きました。
リーグ戦では4月3日のPK以来のゴールとなった満田は「気持ちが乗った」とディフェンダーのブロックをこじ開ける意地の同点弾に。(川崎F 1ー1 広島)
引き分けに持ち込み、1か月で9試合というハードな日程を6勝1敗2分で乗り切りました。
サンフレッチェ広島 満田誠 選手
「こうやって流れの中から点を取ることができて、自分にとっても自信になりますし、この勢いを次は勝利につなげられるようにがんばりたいです」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。