■プロ野球 広島11-2 DeNA(16日・マツダスタジアム)

DeNAは広島に大敗を喫した。前回試合(14日・ヤクルト)で貯金消滅。先発・ジャクソンは1回から3四球を与えるなどで制球に苦しみ3点を失った。さらに3回には5番・坂倉将吾(25)に第2号ソロ本塁打を放たれるなど3回途中で8失点。DeNA打線は宮﨑敏郎(35)に第1号のソロ本塁打が飛び出すも序盤に大きく点差をつけられまま追いつけず。

1回、広島の先発・床田寛樹(29)に対し、先頭・度会隆輝(21)は右安打で出塁するも、2番・石上泰輝(22)は二ゴロの併殺打に倒れ、2死に。3番・佐野恵太(29)は遊ゴロに打ち取られ三者凡退で初回を終えた。

その裏、先発・ジャクソンは広島の先頭・秋山翔吾(36)、2番・菊池涼介(34)に二者連続で四球を与えると3番・小園海斗(23)に右安打を放たれ、無死満塁に。迎えた4番・堂林にこの回3つ目の四球を与え、押し出しで先制点を許した。続く5番・坂倉にライトへの適時打が飛び出すと2.点目を失った。なおも満塁の状況は続き、6番・上本嵩司(33)の遊ゴロの間にさらに1点を失い、初回で3失点。

3点を追いかける2回、1死から5番・宮﨑は3球目のカットボールを捉え、レフトスタンドに。第1号ソロ本塁打が飛び出し、1点を返した。

しかし3回、2死から5番・坂倉に右中間へ第2号ソロ本塁打を打ち込まれ再び3点差となった。さらに6番・上本が左安打、7番・田村俊介(20)に内野安打で出塁を許し2死満塁から9番・床田にレフトへの適時打を放たれ5ー1と突き放された。
先発したジャクソンは3回途中でマウンドを降り、2死満塁から2番手・石川達也(26)がマウンドに上がった。
広島打線は続き、1番・秋山は四球で押し出し。2番・菊池にレフトへの適時打を放たれこの回だけで5失点。8ー1と大きくリードを許した。

中盤の5回、5番・宮﨑が2安打目をライトに運び出塁すると6番・山本祐大(25)は四球を選び、7番・関根大気(28)も遊撃の内野安打で繋ぐと無死満塁と好機を迎えた。8番・井上絢登(24)の一ゴロの間に1点を返し、なおも1死二、三塁と追加点のチャンスも後続が相手の好守に阻まれるなど続けず、1点止まりで終わった。

5回裏からは3番手・中川颯(25)がマウンドに。先頭の8番・矢野雅哉(25)に死球で出塁を許すと9番・床田に送りバントを決められ2死二塁から2番・菊池にレフトに適時打を運ばれ9ー2に。

7回には松本凌人(22)がマウンドに上がり、先頭の7番・田村にライトにフェンス直撃の二塁打を打ち込まれると1死三塁から代打・宇草孔基(26)に適時打を浴び、10点目の本塁を踏まれた。

8回裏には森原康平(32)が1死走者無しから代打・石原隆規(26)にレフトスタンドへの本塁打が飛び出し、11ー2。

大きく差を広げられたDeNA打線は終盤も本塁を踏むことができず。
2戦連続での大敗となった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。