レスリングのアジア選手権に出場したパリ五輪女子代表が16日、成田空港に帰国し、50キロ級で優勝の須崎優衣(キッツ)は「全てが金メダルを取るための経験だった。絶対に生かして自分と向き合い、より一層頑張りたい」と意欲を新たにした。
五輪2連覇を狙う須崎は、守りを固められて苦戦する試合もあった。得意のタックルに対し、低い構えで警戒する相手の攻略を課題に挙げ「しっかり克服してパリに挑みたい」と語った。
68キロ級の尾崎野乃香(慶大)は62キロ級から転向後、初の国際大会で圧勝。「積み重ねた練習の成果を出せた。ここで満足せずに五輪までにいろんな選手の対策をする」と気を引き締めた。
57キロ級の桜井つぐみ、62キロ級の元木咲良(さくら)(ともに育英大助手)は2位。桜井が「もっと練習する必要がある」と自らに言い聞かせ、元木も「全てにおいて成長したい」と奮起した。
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