■陸上・日本選手権 1日目 男子200m予選(27日、新潟市・デンカビッグスワンスタジアム)

パリ五輪の代表選考を兼ねた陸上の日本選手権1日目。男子200m予選で初の五輪出場を目指す鵜澤飛羽 (21、筑波大4年)が20秒57(+0.7m)をマークし、全体の5位で28日に行われる決勝へと駒を進めた。

序盤、抑えめに出た鵜沢は、100mを過ぎた辺りでスピードに乗り加速。一気にトップに出ると最後は流して1位でフィニッシュした。

鵜澤は5月3日の静岡国際を20秒26で連覇。5月19日のゴールデングランプリでも、20秒40で優勝した。しかしレース直後に転倒し、救急車で搬送。その後自身のSNSで「脳震とうで動けなかった」と明かしていた。26日の前日会見では「ここ最近やっと走れるようになり、一応ギリギリ間に合ったかな、勝負ができるかな」と話していた。

全体トップで決勝に進んだのは、20秒46(+0.6m)をマークしたベテランの飯塚翔太(33、ミズノ)。4大会連続の五輪出場を目指す。初の五輪出場を狙う上山紘輝(25、住友電工)は20秒47(+0.6m)と全体2位で決勝進出を決めた。

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