JBA(日本バスケットボール協会)は、7月26日に開幕する第33回オリンピック競技大会(パリ)に出場する5人制バスケットボール女子日本代表に内定した12人を発表しました。

2月のオリンピック最終予選では、スペイン、カナダといった強豪国を撃破して見事にパリへの出場権を手にした女子日本代表。

前回大会の銀メダリストとして臨むパリ大会のメンバーには、出場権獲得の原動力となった林咲希選手、山本麻衣選手、高田真希選手、赤穂ひまわり選手、馬瓜エブリン選手といった主力メンバーに加えて、最終予選でメンバーから外れていた町田瑠唯選手、宮沢夕貴選手、東藤なな子選手ら、東京大会で躍進した原動力となった面々が名を連ねました。

東京大会では3×3女子日本代表として出場した山本麻衣選手、馬瓜ステファニー選手を含めて、12人全員がオリンピック出場経験者となりました。


◆恩塚HC「残念な気持ち先立つ」

選考にあたった恩塚亨ヘッドコーチは、「日本の強みを最大化するために、あらゆる状況を想定して、12人を選考させて頂きました。候補者全員を選考できなくて残念な気持ちが先立ちます。なぜならば、23人の候補全員が全てをかけて挑戦し、チームのために献身的に戦ってくれました、尊敬に値する努力でした。その努力と貢献に報いるためにも、メンバーの思いを背負って勝利を日本に届けたいと身が引き締まる思いです」とコメントしました。

そして、「残された約1か月、チーム一丸となって連携をより深め、突き詰めて課題を克服し、最高に成長してオリンピックに臨みます。金メダルを獲得するために全てをかけて戦います。」とパリ大会での飛躍を誓いました。


◆林主将「走り勝つシューター軍団」

キャプテンとして大会に臨む林咲希選手は、「『走り勝つシューター軍団』のコンセプト通り、どんな相手にも足を止めることなく日本らしいバスケットで世界と戦えるよう、残りの期間もトレーニングを積んでいきます。」

「予選からアメリカ、ドイツ、ベルギーと強豪揃いですが、今まで関わったメンバーみんなの想いを胸にコートに立ち、しっかりと登り詰めて、またファンの皆様の熱い応援も力に変えて、世界一になって日本に帰ってきます。」と力強い言葉を残しました。


◆5人制バスケットボール女子日本代表内定選手

1 吉田亜沙美(日本バスケットボール協会)PG
2 高田真希(デンソーアイリス)C
3 町田瑠唯(富士通レッドウエーブ)PG
4 宮沢夕貴(富士通レッドウエーブ)PF
5 本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)SG
6 林咲希(富士通レッドウエーブ)SF
7 馬瓜エブリン(デンソーアイリス)PF
8 宮崎早織(ENEOSサンフラワーズ)PG
9 赤穂ひまわり(デンソーアイリス)PF
10 馬瓜ステファニー(CASADEMONTZARAGOZA)PF
11 山本麻衣(トヨタ自動車アンテローブス)SG
12 東藤なな子(トヨタ紡績サンシャインラビッツ)SF

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