バレーボール男子日本代表は21日、ネーションズリーグ第3週(フィリピンラウンド)の2戦目となるオランダとの戦いの前にストレッチとサーブ、レシーブを中心に1時間練習を行った。

練習に参加した西田有志(24)は、「コンディションは僕は変わらずいいので、やることだけやるっていうことは徹底してやりたい」と話した。第3週の初戦を戦った格下のカナダには、痛恨の負けを喫した日本。「負けることもあるとは思うんですけど、そこからの切り替えっていうのがすごい大事だと思うので、僕もチームも気持ち的には切り替えてる」と前向きだ。

カナダ戦を終えて3位だった世界ランキングが6位に後退した日本(現在は5位)。「上を目指すことは必要だと思いますけど、それよりは今チームができてないことをフォーカスしてやっていくことだけが重要」。「ランキングがどうっていうよりも、まずこの一戦をどう勝ち抜くかっていうところだけだ」とオランダ戦に集中する。

昨年はネーションズリーグで国際大会48年ぶりのメダルを獲得した男子日本代表。ファイナルステージ進出は開催国ポーランドと予選ラウンド上位7チームの計8チームで、日本は現在7位だ。「ファイナルステージにしっかり出ていくっていうところ、そこで勝っていくっていうところを見据えて、まず今日の一戦をしっかり集中していきたい」と予選ラウンド残り3戦へ気が引き締まる。

「いろんな逆境がある中で戦うシチュエーションにはなると思いますけど、そういうときにこのチームは全員で支えられるので、全員で支え合いながらいいチームにしていきたい」とONEチームで戦うことを誓った。

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