■MLB ドジャース 4ー6 ナショナルズ(日本時間16日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャース・大谷翔平(29)は16日(日本時間)、本拠地でのナショナルズ戦「2番・DH」で先発出場。3打数1安打1盗塁、打率は.338。2試合連続安打をマークし、今季3個目の盗塁を決めた。

現地時間4月15日は黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンを称える記念日として、選手全員が全球団で永久欠番の背番号「42」を着用する日。大谷もドジャースの偉大な先輩の番号を背負い、打席に向かった。ナショナルズの先発はメジャー初登板となる左腕のM.パーカー(24)。1回の第1打席、カウント2-1と打者有利のカウントから内角低め129キロのカーブに上手くコンタクトして打球速度176.5キロのライト前ヒット、2試合連続安打をマークした。

3回の第2打席、カウント2-2から内角低め129キロのカーブに空振り三振、大谷はメジャー初登板のパーカーにストレートとカーブの2球種で打ち取られた。

2対6と4点リードされた6回、先頭打者で迎えた第3打席、ナショナルズ2人目M.バーンズ(33)と対戦。ストレート、スプリット、ナックルカーブと多彩な球種で攻められ、フルカウントになると、大谷も球種に対応するために打撃のポイントを後ろに。8球目、ナックルカーブを引きつけてスイングするとキャッチャーのミットにバットが当たり、打撃妨害で出塁した。

すると、3番・F.フリーマン(34)の打席で完璧なスタートを切り、今季3個目の盗塁に成功した。3塁まで進むと4番。W.スミス(29)の内野ゴロで大谷はホームへ。この試合2度目の得点で3点差とした。

7回には2死一、二塁のチャンスで第3打席、ナショナルズのセットアッパー、4人目、H.ハービー(29)と対戦。156キロのストレート、140キロのスプリットで2ストライクと追い込まれると大谷は159キロのストレートを引きつけてファールにするなど緩急の攻めにしっかり対応。そして5球目、外角低め158キロのストレートを逆方向にコンタクトしたがレフト正面のライナー。チャンスで1本が出なかった。

大谷は3打数1安打1盗塁2得点、打率は.338となった。ドジャースは前回登板で自己最多の14奪三振をマークした先発T.グラスノー(30)が2被弾で連敗。貯金が3と減ってしまった。

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