大学女子バレーの東日本選手権が6月19日から岩手県花巻市で始まりました。
強豪がひしめくなか、軽米町出身で高校時代に東京の下北沢成徳で2冠に輝いた内澤明未選手も懸命なプレーを見せています。
井上智晶アナウンサー
「ここ花巻を舞台に、大学の東日本女王を決める戦いの幕が上がりました。各チームとも、熱戦が繰り広げられています」
この東日本バレーボール大学選手権女子大会には、44チームが参加しています。
初日の19日は予選グループ戦が行われました。
第1試合では岩手県から唯一参戦している修紅短期大学と、関東1部リーグの強豪・東京女子体育大学が対戦しました。
東京女子体育大学には軽米町出身の1年生リベロ・内澤明未選手が所属していて、19日はスタメンで出場しました。
内澤選手は高校時代に東京の下北沢成徳でキャプテンを務め、インターハイと国体で日本一、春高バレーも準優勝と輝かしい成績を収めました。
高校時代の内澤明未選手
「キャプテンとしてというより、チームの一員として自分が誰よりも声を出したり、そういう姿を見せるのを意識している」
19日の試合でも大きな声でチームを盛り立て、レシーブを正確にセッターに運ぶなど守備の要として活躍しました。
一方、修紅短期大学は、一関二高出身の菊池選手と専大北上出身の山口選手の2人のエースがスパイクを決めるなど一時競った場面もありましたが、最後は総合力で勝る東京女子体育大学が突き放し、2対0で勝ちました。
内澤選手が岩手県で試合をするのは中学以来ということで、地元でプレーできる喜びをかみしめていました。
東京女子体育大学 内澤明未選手
「懐かしい。中学校とか小学校でバレー一緒にやっていた子もいて会えてうれしい。自分の強みは元気なところだと思うので、そこを生かして大学でも頑張りたい」
この大会では20日から決勝トーナメントが始まり、22日に東日本の大学女王が決まります。
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