■MLB ロッキーズ 7×ー6 ドジャース(日本時間20日、コロラド州デンバー、クアーズ・フィールド)

ドジャースの大谷翔平(29)が20日(日本時間)、敵地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5打数2安打3打点で打率は.317。今季29度目、4試合連続マルチヒット、4試合連続打点となった。チームは同点の9回にY.ラミレス(29)がつかまりサヨナラ負け、連勝は3で止まった。

試合後、大谷は「最後打てればもっと良かったですし、満塁の場面もしっかり甘い球を捉えて結果的に全員を還すことができたのでいい打席だったと思います」と振りかえった。

6対6と同点の8回、2死一、二塁で見逃しの三振に倒れた場面は「まずはバットにしっかり当てることが最優先だと思って、最後の際どいボールもまず振りにいってファウルでもいいんで、まずはバットに当てることが最優先だった」と反省点を口にした。“1番・DH”に入り、M.ベッツ(31)の穴を埋める意識については「リーダー的存在の選手ですし、なかなか簡単に埋まらないと思いますけど、みんなでカバーしたいなという気持ちはみんな思っていると思います」

打席に入る前にホームベースの角に合わせてバットを寝かせて、足の位置を確認しているが「立ち位置、同じ位置に同じように構えるというのは一番大事なことなので、球場によってラインの太さとか違ったりとかするので、そこで多少ずれたりすることがないようにしたいなと思っています」と答えた。

さらに「同じ位置で同じように構えるというのが、同じようにボールを見ることに対して一番大事なことなので、動く前の段階が一番大事かなと。調子が悪い時というのは動きどうのこうのより、構えがしっくりこないなというものだと思うのでそこが一番大事かなと思います」と直近4試合で18打数9安打、打率は.500と好調の要因を語った。

そして、22日(同)からは“フリーウェイシリーズ”で古巣・エンゼルスと本拠地ドジャースタジアムで対戦する「そこはもちろん楽しみにしていますし、それはそれとしてまずは明日、しっかりシリーズを勝ち越せるようにそこだけに集中したいと思います」とし、「エンゼルスタジアムでもしやることがあれば、それは特別なことかなと思いますけど、今回は自分たちのホームなのでまずは自分たちの野球にしっかり集中したいと思います」とコメントした。

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