「若狭敬一のマイドラ あなたもファンになりませんか?」。毎日ドラゴンズをお伝えするので、「マイドラ」です。あまり野球には詳しくない方でも、このコーナーで、やがては「マイドラゴンズ」と言ってもらえるくらい、ドラゴンズを好きになってもらおうというものです。
きょうは、小島よしおさんとお届けします。
(若狭敬一キャスター)小島よしおさんは野球少年でしたよね。
(お笑い芸人 小島よしおさん)野球少年でした。
(若狭キャスター)どこファンなんですか?
(小島さん)東北楽天ゴールデンイーグルスです。
(若狭キャスター)あ、そうですか!沖縄生まれ、千葉育ち…?
(小島さん)そうなんですけど、楽天がキャンプを僕が生まれた久米島というところでやっていたりとか、宮城で番組をずっとやらせてもらっていた縁があって、それで楽天を応援させてもらっています。
(若狭キャスター)交流戦、優勝おめでとうございます。
(小島さん)ありがとうございます。ありがとうございますっていうのもね(笑)
(若狭キャスター)そんな小島さんにぴったりです。パ・リーグは楽天で結構です。セ・リーグは中日で。“中日好き芸能人”ってそんなにたくさんいらっしゃらないので。
(小島さん)スピードワゴンの井戸田潤さんが公にやっていますし…
(若狭キャスター)次行きましょう(笑)
(小島さん)ちょっと…(笑)お話を聞かせていただきたいです。
(若狭キャスター)小島さんにもちょっとドラゴンズに興味を示してもらおうということで、今週のテーマはドラゴンズ選手の「趣味」。難しい野球の話じゃなくて、プライベート情報から共感を得ていただくと。
(小島さん)なるほど、これはすごく親しみがわくというか。
(若狭キャスター)きょうは、藤嶋健人投手をご紹介します。まずは、プロフィールです。1998年5月8日生まれ、推しはジョニー・デップということで、髭をたくわえてちょっとジョニー・デップに寄せております。
(小島さん)あ、ジョニー・デップ好きというよりも、本人がジョニー・デップになろうとしている…なるほど。
(若狭)リードの展開、同点の場面、ビハインドの展開でも投げるので、“困ったら藤嶋!竜のよろずや”と言っても過言ではない。どうですか、ちょっとずつちょっとずつドラゴンズに興味が…?
(小島さん)いや、それはゼロではないですね(笑)
(若狭キャスター)ゼロではない?
(小島さん)ゼロではない(笑)
(若狭キャスター)いきましょう! 彼の趣味でまたグッとくるかもしれません。藤嶋投手がハマっているものを取材してきました。
藤嶋健人投手「僕の人生を共に歩んでいくもの」 ブーツは“育てる”
(藤嶋健人投手)
「アメカジと言われるものが好き。ブーツを履くというよりは…僕はもう育てる」
Q“育てる”とは…?
「履いていくと“経年劣化”していく。僕は劣化という言葉は使わず“経年変化”と捉えているんですけど。妻に誕生日プレゼントで買ってもらったブーツは、良い感じに“育っている”。しわが入ったり、艶が出てきたり、傷がついたり、それも込みで、育てる」
Q一番高かったものは?
「20万円弱。でも長い目で見たら、おじいちゃんになっても履けるので、一緒に育っていく。僕の人生を共に歩んでいくものなので…」
小島よしおさんも納得「自分のギャグと重なる部分がありました」
(若狭キャスター)藤嶋投手、この日だけでなく、後日もブーツについて熱く語っていただきました。「ブーツには変わる美しさがある。『老いる』ではなく『毎日違う輝きを出せる』ということ」だと。
(小島さん)素晴らしい考え方ですね。これからの高齢化社会にも、皆さんに当てはめられる。
(若狭キャスター)老いるではなく、毎日輝けるんだと思えば! そして、藤嶋投手「これは野球にもつながる。僕はどんな場面でも投げる。その日その日、輝けるよう腕を振る」と。
また、「壊れたら直せばいい。けがをしたら治せばいい。また生まれ変わって日々輝けばいい」「ぼくはブーツから人生を学んでいる」ということなんです。
(小島さん)深いですね…
(若狭キャスター)小島さん、ブーツから学んだことあります?
(小島さん)いや…すみません。正直私、裸足でいることが多いんで…あまりブーツは履かないんですけれども。
(若狭)そうか…(笑)“海パン”から学ぶことありますか?
(小島さん)海パンから…いやあ…そうですね…でも「ブーツ」は、自分のギャグと、なんかちょっと重なる部分がありました。「劣化」って取るんじゃなくて、ネタは一緒だけど、その中で新しい輝きを見つけるっていうのは、なんかすごく勉強になりましたね。
(若狭キャスター)きました! もうこの瞬間、ドラゴンズファンですよ。
(小島さん)どういうルートで今きたんですか(笑)
履いた瞬間「世界で一つだけのブーツ」に…そのブーツがスタジオに!
(若狭キャスター)きょうは、実際に藤嶋投手が履いている一番のお気に入りブーツをお借りしました。これは、3年前の藤嶋投手の誕生日に奥様がプレゼントしたブーツなんですね。
アメリカのブランドのブーツで、甲の部分の“履きじわ”が右と左で違うんですね。右の方がちょっと1本多いかなという感じです。全世界にたくさんあるブーツですが、履いた瞬間「世界で一つだけのブーツ」になると。
そして、右のブーツのつま先あたりは、茶色い元々の皮の部分も出てきていて、この辺りに味が出ているんですね。そして、靴ひもは去年のオフの12月に替えたそうなんです。「傷ついたら直せばいい」と。
底の辺りは、ちょっとすり減っているんですが、これはそろそろことし替えようかなということで、これは一生履き続けると話していました。
(小島さん)本当にすごく何か学びになります。
(若狭キャスター)もうこれで、パ・リーグは「楽天」、セ・リーグは「中日」という日も、そう遠くはない?
(小島さん)そ、そうですね。はい、先ほどよりは一歩近づいた。ブーツで一歩近づきました。
気付けばいつの間にか、あなたもドラゴンズファンに…若狭の「マイドラ」、次回もお楽しみに!
CBCテレビ「チャント!」2024年6月18日放送より
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