東京パラリンピックの車いすバスケットボールで銀メダルを獲得した藤沢潔さんが母校の長野高専で講演しました。学生たちへのアドバイスは「自分のことを知ろう」です。

シュートを決めるのは、東京パラリンピック車いすバスケットで銀メダルを獲得した長野市出身の藤沢潔さん。母校で客員准教授も務める長野高専で200人の学生を前に講演しました。

長野工業高等専門学校 客員准教授・藤沢潔さん:
「自信を持って判断していくことがすごく大事。何をしたかって、これだけなんだけど、自分を知ることから始めたっていうことに尽きるの」

体験会には、20人が参加。全員が初めてです。藤沢さんのアドバイスで車いすに乗ってみます。

慣れたところで実際に試合も体験しました。

学生:
「思ったよりも難しくて、普段立ってシュートしたりするのと全然違う感覚で、難しくて驚いた」
「足が使えないのと、立っているより低いのでゴールが難しかった。自分を知ると苦手なことや得意なことが分かるので、自分のやりたいことに向かうためには僕も自分を知っていきたいと思った」

藤沢さんは様々な機会で車いすバスケットの魅力を伝えていきたいということです。

長野工業高等専門学校 客員准教授・藤沢潔さん:
「(自分がパラリンピックで学んだ)まず自分を知って自分の気持ちに気づいて考える。他者にも応用できることだと思う。授業とかもっとパラスポーツが関われることは、たくさんあると思う。高専生ならではの発想がパラスポーツにくるような授業や関係が深められたらいい」

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