あす12日のサッカー天皇杯2回戦で福山シティFC(中国リーグ)は、J1・アビスパ福岡と対戦します。

石田充 アナウンサー(5月26日)
「4年前に全国ベスト6と天皇杯で旋風を巻き起こした福山シティFC。初戦に勝利すれば、J1クラブとの対戦が待っています」

天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会 5月26日
福山シティFC(広島県代表)vs. 沖縄SV(沖縄県代表)

福山の象徴バラを手に入場する福山シティ・イレブン。前半2分、福山シティは、若宮健人 のクロスにフォワードの 大久保龍一(23)が合わせます。J3のFC琉球を破り、沖縄県代表となったJFLのチーム(沖縄SV)を相手に、早い時間に先制します。

前半10分には中盤でボールを奪った 杉浦力斗(21)が力強いドリブル。去年はJ3の宮崎でプレーしていた21歳がそのままゴールへ流し込みました。元Jリーガーのポテンシャルを発揮し、リードを広げます。

その後は、JFLに属し福山シティよりも上のカテゴリーで上位争いをする沖縄SVに決定機を作られますが、キーパー・宮﨑浩太朗 がファインセーブを連発。チーム内の激しい競争で1か月以上、公式戦から遠ざかっていた男がゴールに鍵をかけます。

後半31分には途中出場の 野浜友哉(22)がシュート。福山出身のルーキーがゲームを決める3点目。格上相手に勝利した福山シティFCは、あす12日の2回戦でJ1・アビスパ福岡と戦います。

福山出身 野浜友哉 選手
「本気で勝つ気持ちで臨まないといけないと思っているので、自分たちの力を試すっていう気持ちじゃなくて、本当に相手を食う気持ちで戦っていきたいなと思っています」

福山出身・キャプテン 藤井敦仁 選手
「負けると思って試合はしないですし、勝ちにいくっていう気持ちと、福山シティっていう名前だったり、福山・備後地域っていう名前を全国にとどろかせることができる最大のチャンスだと思うので、福山シティに関わる全ての人たちとともに絶対に勝ちたいと思います」

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