パリ五輪の切符がかかるバレーボールネーションズリーグ、女子は第3週が明日12日、福岡県北九州市・西日本総合展示場で開幕、日本は初戦の韓国戦を前に練習を行った。

パリ五輪の切符は、福岡大会終了後の世界ランキングで決まる。日本は現在は6勝2敗で4位、世界ランキングのポイントを加算するためにはしっかりと勝たなければいけない。

朝9時30分ごろリラックスムードで試合に使用するコートに集合した日本代表。ウォームアップでは笑顔を見せながら和やかムードで練習をスタートさせた。練習が公開されたのは30分だけだったが2班に分かれて男性コーチのスパイクをレシーブする練習や日本の武器でもあるコンビネーションを調整していた。

大事な初戦を前に眞鍋政義監督(60)は「我々にとっては非常に大事です。もうこれに最大集中していきます」と話し、「韓国はやはりディフェンスがいいっていうのがありますね。そうは言いつつ我々も今までやってきたようにやっぱサーブで崩してブロックとディフェンスで切り替えていきたいと思います」と日本のスタイルは変えないと話した。

本番会場で練習を行ったキャプテンの古賀紗理那(26)は「結構硬めの床だったので、しっかりコンディションを整えてプレーできたらいいかな」とコンディションをしっかりチェック。韓国戦に向けては「スタートからサーブで攻めるっていうところと、ポジション的にもハイボールがたくさんくるポジションでもあるのでまずそこで得点を取っていくっていうのがチームが勝つために必要なことかなと思います」とポイントを語った。

そして、「私達はまずはパリオリンピックの出場権を取らないといけないので、そこにフォーカスしてやっていきたい」と口にした。

石川真佑(24)は「相手っていうよりもまず自分たちのバレーボールっていうのをしっかりやるっていうところがまずこの初戦大事になってくると思いますし、やっぱり負けられない試合になるので、そこはしっかり自分たちでいい準備をしていきたい」と気持ちを引き締めていた。

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