サッカーJ3・いわてグルージャ盛岡のスタジアムの改修について話し合う6回目の会議が6月10日に開かれ、整備費用のうち30億円は運営会社など民間での負担が必要との見通しが示されました。

会議には運営会社・いわてアスリートクラブの秋田豊社長や盛岡市と県の担当者などが出席しました。

いわてグルージャ盛岡のホームいわぎんスタジアムは、収容人数などがJ2の基準を満たしていないことから、新たな整備計画を2025年6月までにJリーグに提出する必要があります。

これまでの会議では基準を満たすための整備費用を45億円と想定、その半分を国からの補助で賄い、さらに県と市からも補助を得られると見込んでいました。

10日の会議では設計を見直すことで整備費用は40億円に圧縮できる一方、国などから得られる補助金について精査した結果、その総額は10億円にとどまり、残りの30億円は民間で負担しなければならないとの見通しが示されました。

いわてアスリートクラブ 秋田豊社長
「非常に難しい金額ではあるが、なんとか集めなければならない。もっともっと補助金が下りるやり方を試行錯誤しながら今現在探っている」

運営会社では今後募金や署名活動などをして機運を高めたいとしています。

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