大会上位2位までの選手に8月の全英女子オープンの出場権が与えられる「宮里藍サントリーレディスオープン」。6月7日(金)、神戸の六甲国際ゴルフ倶楽部で大会第2日を迎えた。

この日、猛チャージをみせたのは“岩井ツインズ”の妹、岩井千怜(21)。

岩井は去年の大会で初日から一度もトップを譲らずに、トーナメントレコードの23アンダーで自信初の完全優勝を果たしている。

前半3つのバーディーを奪い、このまま流れにのるかと思われたが9番からスコアは一進一退。なかなかスコアを伸ばしきれなかったが、終盤の17番(Par5)で2オンに成功。このホール、イーグルとはならなかったが、しっかりバーディーを奪う。迎えた最終18番。約6mのバーディーパットを沈め、連続バーディーでホールアウト。

この日、岩井はスコアを5つ伸ばし、トップの小祝さくら(26)をとらえた。

先週は姉妹で海外メジャーの全米女子オープンに出場し、目標でもあった姉妹での予選通過も果たした岩井千怜。「体は思っているほど動いているし、しんどさも全然ない」とコンディションも良好だ。

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一方、初日圧巻のゴルフで単独トップスタートを切った小祝さくらはショット、パットがかみ合わずスコアを2つ落としたが、4つあるPar5のうち3ホールでバーディーを奪い、7アンダーでホールアウト。

そこに小祝と同じ“黄金世代”の吉本ひかる(25)が加わり、7アンダーで3人がトップタイで並んだ。

予選カットラインは2オーバー60位タイ、65人の選手が決勝ラウンドへと駒を進めた。

宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント
<六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)6526ヤード・パー72>
6月8日(土)第3日 午後3時
6月9日(日)最終日 午後1時35分
フジテレビ系列で生中継

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