■全米女子オープンゴルフ最終日(日本時間3日、ペンシルベニア州・ランカスターCCフリンコース、6629ヤード、パー70)

アメリカ女子ゴルフツアー、メジャー大会の全米女子オープン最終日が3日(日本時間)に最終日が行われ、笹生優花(22)がトータル4アンダーで逆転優勝。男女を通じて日本人選手初となるメジャー大会2勝目を挙げ、優勝賞金約3億8000万円を手にした。

トップと3打差、2アンダーの5位でスタートした笹生は2番でバーディを奪い、スコアを伸ばしたが、6番パー3で短いパーパットを外すと、返しのパットも外してまさかのダブルボギーを叩いてしまった。前半は1バーディ・ノーボギー・1ダブルボギーとスコアを1つ落としバックナインへ入った。

そして、12番のパー3でバーディを奪うと、13番のパー5でも連続バーディと勢いに乗った。15番のパー4ではセカンドショットを約1.5mにつけるとここでもバーディ。

16番パー4では1オンに成功すると優勝を引き寄せるバーディ。笹生は逆転で2021年に続き全米女子オープン2勝目、そして、日本勢のメジャー大会複数回の優勝は男女を通じて史上初めてとなった。

2打差の3アンダー、4位でスタートした渋野日向子(25、サントリー)は最終日、2バーディ・4ボギーのトータル1アンダーで単独2位、日本勢がワンツーとなった。

さらに古江彩佳(24、富士通)が2オーバーの6位、竹田麗央(21、ヤマエグループHD)、小祝さくら(26、ニトリ)が3オーバーの9位タイと日本勢がトップ10に5人が入った。これはメジャー大会史上最多となった。

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