■陸上・ダイヤモンドリーグ(日本時間3日、スウェーデン・ストックホルム)

陸上の世界トップ選手が集うダイヤモンドリーグ(DL)の第7戦が日本時間3日にスウェーデンのストックホルムで行われ、女子1500mに出場した田中希実(24、New Balance)がシーズンベストの4分02秒98をマーク。パリ五輪の参加標準記録(4分02秒50)にはわずか0.48秒届かなかった。

女子1500mの日本記録保持者で21年東京五輪で日本勢初となる8位入賞を果たした田中。今季はこの種目では4月の金栗記念で4分07秒98、5月のセイコーゴールデングランプリでは4分7秒39と参加標準記録を切れていない。

田中はスタートから選手に囲まれてしまい後方からの展開となった。それでも1周目に外側から抜いていき、中団の位置に入った。L.ミューア(31、イギリス)をマークする形で流れに乗っていった。

残り2周で先頭集団から置いていかれる形となったがしっかり追って行き、差を広げられないようについていった。ラスト1周でもスピードは落ちず、前を追っていった。しかし、最後の直線、ゴール前でやや失速して、4分02秒98の9位、シーズンベストをマークしたが、パリ五輪の参加標準記録(4分02秒50)にはわずか0.48秒届かなかった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。