福岡ソフトバンクホークスは1日、今シーズン育成契約を結んでいた佐藤直樹選手を支配下登録したことを発表した。
今季2軍戦で出場34試合打率3割4分でアピール
佐藤選手は、兵庫県出身の25歳、右投げ右打ちの外野手。2019年、JR西日本からドラフト1位でホークスに入団。21年にプロ初出場を果たし、翌22年にはプロ初ホームランを放つなど活躍するも、プロ4年間で114試合出場、9安打、2本塁打、4打点と思うように成績を残せず、昨シーズンオフに育成契約となっていた。しかし、今シーズンは2軍戦に34試合出場し、打率3割4分、出塁率は4割3分1厘と課題のバッティングで結果を残し、猛アピールしていた。5月31日の広島カープ戦で柳田悠岐選手が負傷。そのため、佐藤選手が再び支配下登録されることが決まった。
三笠GM「育成の経験も生かして」活躍に期待
1日に行われた会見で、球団の三笠杉彦GMは「元々、俊足で守備がいい、今年はバッティングが良い調子を維持してくれて高く評価していた。7月末までの支配下登録期限の中で、最有力候補だった」と前倒しでの契約に至ったことを説明、「育成の経験も生かして活躍してもらいたい」と期待を述べた。
背番号は30「ここからが本当の勝負」
背番号は「30」に決まった。佐藤選手は、「きのうの夜に電話で聞いた。ビックリした。ここからが本当の勝負になる」とコメント。今年1月の自主トレで、柳田悠岐の下で技術面や人間性を学んだという佐藤選手。「(柳田選手の)代わりにはさすがになれないと思いますけど、少しでもチームに貢献できるように、元気のあるプレーをして、結果もそうですけど、野球の取り組みとか、そういう部分もしっかりやっていきたい」師匠の柳田選手への報告については「大変な時にすいません。またギータさんとプレーできる日まで僕も頑張りますので、早くケガを治してください」と、昨夜、時間が遅かったためにLINEにて報告した。
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