宮崎県高校総体バスケットボールは決勝リーグが行われ、男女の優勝チームが決まりました。

バスケットボールの決勝リーグは、予選トーナメントを勝ち上がった男女4チームによる総当たり戦で行われました。女子の優勝争いは、決勝リーグで2勝ずつを挙げた小林と延岡学園の一戦に絞られました。

第1クォーター、まずは小林が吉田、桝田の連続ポイントでリードします。延岡学園も河野が3ポイントを含む3連続シュートを決めチームに勢いをつけます。一進一退の攻防が続く中、抜け出したのは延岡学園。坂本・橋元が立て続けに3ポイントシュートを決めます。第1クォーターは延岡学園が28対22でリードを奪います。

第2クォーターに入ると、小林が豊富な運動量で次々にポイントを奪い、延岡学園を逆転します。第3・第4クォーターは、さらに小林の勢いが増し、早いパス回しから次々にシュートを決めます。

延岡学園も粘りを見せますが小林の勢いを止められません。小林が延岡学園を90対66で破り、2年連続48回目の優勝を飾りました。

(小林 工藤史紗キャプテン)
「試合を終えて我慢して自分たちらしくプレーすることができて良かったです」
「絶対このインターハイで日本一にチャレンジというのをやれるようにチームを作っていっていきます」

一方、男子は大混戦。決勝リーグ2勝の宮崎工業と1勝1敗の延岡学園が対戦。
リーグ戦で小林に敗れた延岡学園が優勝するためには10点差をつけての勝利が条件です。

第1クォーター、延岡学園が高さを生かしてポイントを重ね、延岡学園が12対5と、大きくリードします。第2クォーターに入ると宮崎工業がペースをつかみ反撃します。しかし高さに勝る延岡学園は、大津山や内田の活躍で宮崎工業を引き離します。

試合はこのまま延岡学園が86対51で勝利、3チームが2勝1敗で並びましたが、得失点差で延岡学園が2年連続18回目の優勝を決めました。

(延岡学園 大津山晃崇キャプテン)
「得失点差で勝とうという気持ちをチームで再確認して、強みであるゴール下の得点につなげてしっかり勝つことができました。目標である日本一、日本一応援されるチームに向けて頑張ります。」

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