■マスターズ2024 最終日(日本時間14~15日、米・ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC 7555ヤード・パー72)

11オーバーの52位タイからスタートしたタイガー・ウッズ(48、米国)は1バーディ、3ボギー、1トリプルボギーのトータル16オーバーでマスターズを終えた。24大会連続で決勝ラウンド進出という偉業を成し遂げたウッズは、48歳で4日間を戦い抜いた。

3日目にマスターズ自己ワーストとなる「82」を記録したウッズ。最終日も5番の第1打を林に打ち込みボールをロスト。打ち直したためこのホール、トリプルボギー。さらに6番でもボギーを叩き、スコアを4つ落としてしまう。

それでも、7番から14番まで8ホール連続でパーをセーブする我慢のゴルフを続けたウッズ。中でも14番の第2打は、ピンを直撃するスーパーショットでパトロンを沸かせた。15番ではボギーとしたものの、16番、バンカーからの第2打はグリーン奥から傾斜を使ってピン近くに戻る、技ありショットでパーをセーブした。

最終18番のアプローチでもあわやカップインかと思わせるショットを見せたウッズ。スコアは16オーバーと崩れたが、要所で見せる技術はパトロンを魅了した。

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