Goblinz Publishingは,フランスのLeikir Studioが開発するPC向けの新作「Synergy」のアーリーアクセス版を2024年5月21日(日本では5月22日)にリリースする。発売日を告知するトレイラーが公開されている。


 「Synergy」は,未知の惑星にたどり着いた集団が,街を作り,探索や研究,分析などを行いながらサバイバルを続けていくというゲームだ。
 特徴は,自分たちの文明をむやみに作るのではなく,新しい環境を詳しく調べて理解し,自然を破壊し尽くさないように配慮すること。原生生物や植物との共存を図り,自然のバランスの中で街の住民たちの幸福度を上げ,発展させていくという,新たな切り口の都市建設シムになっている。


 地域の植生などを分析して「知識の本」(ナレッジブック)に書き込み,リサーチセンターや「知識の館」に人を割り当てて,いかに調和のとれた生活を送れることができるかを研究させる。
 研究では,特定の樹木が食料や資材として活用できるのか,あるいは,新しい未来を切り拓くための稀少なミネラルを確保できるのかといったことを学び,樹木を保護したり,植林を行ったりして共存を図っていく。
 さらに,惑星の知識を深めるために探検隊を送り出し,貴重な植物を持ち帰って増やすといったこともできるようだ。


 フランスを中心とする漫画アート「バンドデシネ」のムーブメントをけん引したメビウス(ジャン・ジロー)にインスパイアされたというアートフルなグラフィックスも魅力的な本作。Steamのストアページでは,テキストとインタフェースが日本語に対応することもアナウンスされている。

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