4年前の豪雨で甚大な被害を受けた肥薩線のうち、『山線』と呼ばれる人吉‐吉松間の復旧費が約6億円になるとの見通しが示されました。

【JR九州 古宮 洋二 社長】
「『山線』の方だけで(復旧費が)おおむね6億円」

JR九州はこれまで2020年7月の豪雨で甚大な被害を受けた肥薩線全体の復旧費について約235億円としていました。

古宮社長は24日の会見で復旧費の内訳について初めて言及し、『山線』と呼ばれる人吉‐吉松間の復旧費が約6億円かかると説明。

一方、国と熊本県、JR九州が鉄道による復旧で先月、基本合意した『川線』と呼ばれる八代‐人吉間の復旧費は約229億円としました。

『山線』の復旧について古宮社長は「熊本県と相談し、宮崎、鹿児島両県を入れてどのような形で協議を進めていくか検討している」と述べました。

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